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ディーエックス セミナー

DX SEMINAR / 2021 . 05 . 19
セミナーの質疑応答は難しい?オンラインセミナーで盛り上がる方法とは?
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みんなが悩んでいるセミナーにおける参加者の積極性
「セミナーの参加者をもっと積極的にさせるにはどうすれば良いんだろう……」
セミナー運営を何度か行ったことのある方なら、上記のような悩みをきっと抱いたことがあるはず。「何度やってもそんな悩みをもったことはないよ」「自分が運営するセミナーの参加者はいつも積極的!」という方がもしいらっしゃったら、こんな記事を読むのはここで切り上げてすぐにご連絡ください。弊社で一緒に働きましょう!(笑)

「従来の対面型セミナーを主催された方の中には、
「セミナー会場がいつも後ろの方から埋まる。『前に詰めて座ってくださいー!』とアナウンスしても最前列は空席のまま」「居眠りしている参加者がいたせいで、せっかく招いたゲスト講師が機嫌を損ねてしまった」「質疑応答の時間に手を挙げる参加者がいなくて会場が盛り下がってしまった」こういった経験をしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実際にGoogleの検索キーワードで「セミナー」「質疑応答」と入れると。。。

補助キーワードに「質疑応答 質問が出ない」「司会 質問がない場合 締め方」など。。みなさん、セミナーにおける質疑応答にご苦労されていることがわかります。かと言ってセミナーの質を上げたり、講師の満足度を向上させたりするためにも質疑応答をスパッとやめてしまうということは避けたいものです。

そのような経験がある中、オンラインセミナーなんてハードルが高い!とお感じになるのも無理ないですよね。では実際、対面型セミナーからオンラインセミナー に変えた場合、参加者の参加意欲は上がるのか、質疑応答はどうなるのか、参加者の満足度は何か良い方向にあるいは悪い方向に変わるのか、やっぱりオンラインなら色々なことがもっと難しいのか、そのような観点で考えてみたいと思います。
「最前列が埋まらない問題」とオンラインセミナー
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そもそも対面型セミナーで「セミナーの参加者がなかなか積極的になってくれない」という出来事はどうして起こるのでしょうか。参加者の気持ちになって考えてみましょう。

たとえば参加者がセミナー会場に足を踏み入れ、座る席を選ぶとき、どんなことを考えるでしょうか?多くの参加者は「前の席に座る」ことが苦手です。「最前列は常に講師から見られているのでプレッシャーを感じる。プレッシャーのない後ろの席でのんびり話を聞きたい」と思っているからです。
また、こちらも参加者としてセミナーに参加したことのある方なら分かると思うのですが、質疑応答の時間に手を上げて質問するのって、けっこう勇気が要りますよね。訊きたいことが胸の内にあっても、「何か質問のある方」とアナウンスされると、まずは周囲の様子を伺ってしまう。
「手を上げるのが自分だけだったら恥ずかしい」「発言するとき周囲の目線が自分に集まるのが嫌だ」「自分の質問が的はずれなものだったらどうしよう」「同じ質問を他の参加者がしてくれるかもしれない」そんな思いから、手を上げることを躊躇しがちです。

以上の光景は安易に想像し得ると思いますが、実際のアンケート結果から、対面型セミナーをオンラインセミナーに変えることで、または対面型・オンラインを選択できるようにしておくことで、参加者の心持ちを変えることができるという裏付けができます。


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“オフラインのセミナーよりも、WEBセミナーを希望する人が、約2倍にのぼることが判明!”
“「コロナ感染予防」は なんと5位!理由のTOP3は 効率重視の回答が独占!”

引用元:「コロナ禍におけるWEBセミナーに関する意識調査」
https://soucle.jp/webseminar/report

上記データからもお分かりいただける通り、コロナ感染リスクを理由にオンラインセミナーを選んでいる方よりも、参加の手軽さ・気軽さという参加のハードルの低さが圧倒的に割合が高く、周りに人がいないため集中できる、オンラインの方が質問しやすいなどの「人の目を気にしなくて良い」という理由でWEBセミナーを選択したいと思う方の割合が一定数いらっしゃることがわかります。
オンラインセミナーに変えれば解決!?
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では、対面型セミナーをオンラインセミナーに変えれば参加者の意欲を上げられ、質問しやすい雰囲気も自動的に作れて万事解決!...と、いうわけでもなく。あくまでもまず先に述べたオンラインセミナーに変えると質疑応答がもっと盛り上がらなくなるのか?という仮説は崩れたので、もう一工夫してオンラインセミナーならではの方法で、セミナーの盛り上がり方をご紹介します。
今回はZoomウェビナーを例にご説明していきます。

セミナー盛り上がり方のご提案 その1
投票機能を使おう!
Zoomには投票機能がついており、質問内容とその選択肢をあらかじめ設定しておくことでセミナー中に参加者に投票を行いその結果を表示して共有することができます。もしあらかじめ投票内容を決められない場合や、急遽質問してみたい場合などに備えて「今の講師からの質問についてはい・いいえでお答えください」などの質問内容を用意しておくと、対処ができるかと思います。また、この投票機能を使用してクイズを行うことで、参加者がただ一方的に聞いているだけの講義型のセミナーではなく、参加型セミナーにでき、参加者や講師の満足度の向上も見込まれます。オンラインセミナーにおいても、周りの人がどう考えているのかは少し気になるものでしょうから、投票機能を使用して、参加者がそれぞれ講師の問いかけに対してどう考えているのか、共有することで少し対面型セミナーの意見交換のようなものに近づけるのではないでしょうか。

セミナー盛り上がり方のご提案 その2
QA機能を使おう!
オンラインセミナー中に匿名または記名式で参加者から質問を送ることが可能です。匿名で送れるように設定しておくことで、対面型セミナーのときのあの手を上げて指名された時の、講師や他の参加者からの視線を一身に集めるあの緊張感を経ることなく質問することができるのです。仮に的はずれな質問をしたって、(講師がよほど意地悪なひとでなければ)他の参加者から笑われたり、さらし者のような気分を味わうこともありません。質問する際の心理的なハードルもずいぶん下がるのです。弊社でお手伝いさせていただいたオンラインセミナー でも、質問が全然出なくて主催者が困る、という状況はほとんどないことが多いと感じます。
工夫をすればオンラインセミナーの方が盛り上がれる!
参加者の積極性とZoom投票機能、QA機能などについて、今回はご紹介してきました。セミナーを対面型からオンラインに変えただけでは参加者が積極的に参加してくれるようになるわけではありませんが、工夫次第では参加者の心理的なハードルも下げながら、セミナーの質の向上も期待ができます。そういった面でオンラインセミナーは、やりようによっては対面型セミナーより優れている面もありますので、実施をお考えの方はぜひまずは小規模でも良いので開催してみてはいかがでしょうか。

普段は無口な人物がオンラインでは別人のように多弁になる……。そういった現象はインターネットの黎明期から観測されてきました。ひとを多弁にするオンラインの特性は、時にエスカレートし、SNSで「クソリプ」を送信してしまうといった問題行動として現れることも少なくありません。ですが、もしかしたらオンラインセミナーにおいては、参加者の積極性を高めるのに一役買ってくれる面もあるのかもしれませんね。
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